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ショートスリーパー?それとも不眠症?
2022-03-01
ついつい夜更かしをしてしまった時、ショートスリーパーの人が羨ましい、と思ったことはありませんか?
時たまこの単語を目にしますが、その定義とはどのようなものなのでしょうか?

AASMによると、6時間未満の睡眠時間でも日常生活に支障をきたさないで活動できる人のことをショートスリーパーと呼ぶそうです。
彼らは無理をして短時間の睡眠をしている訳ではなく、幼少期や10代の頃から症状が出始めます。
睡眠時間が6時間未満の多くの人はショートスリーパーではなく睡眠不足症候群であると考えられます。彼らは昼寝をしたり、週末に寝だめをするがショートスリーパーにはそれらをする必要がありません。
また不眠症とも異なるようです。不眠症は眠りについたり、眠ったままでいることが難しい人達のことを指し、総体的に睡眠の質は乏しいです。
一方で、ショートスリーパーは睡眠に対する問題が無く、眠りの質も良い傾向にあります。
睡眠時間に関する遺伝学的な研究は、現在も続けられています。短時間睡眠の人は、6時間以下の睡眠でも十分に機能するような遺伝子変異を持っている可能性があることが研究により示唆されています。
 
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